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会社代表へインタビュー

―ご経歴を教えてください。

大学時代は、文学部美学芸術学科という、「ビジネス」とはほど遠い専攻で、その後、某大手企業の調達部門に9年間勤務し、突然父親に来て欲しいと言われたので、言われるがままに、東京の大和自動車交通に2か月ほどお世話になって、今の会社に来ました。 それまで、事業を継ぐ話はどこにもなかったので、会社を継ぐ気持ちは全くなく、サラリーマン時代は一生懸命働きました。特に、常に全体最適を考える姿勢や、自分の知らない世界と連携を考える習慣は、前職の時に上司から教わったもので、本当に感謝しています。

―初めて東宝タクシーに来た印象はどうでしたか?

鶴見駅に降り立ったのも初めてでしたが(笑)、タクシーの行燈が他社とそれほど違いが薄く、目立たないな、というのが第一印象でした。社長が50年近く経営をしており良くも悪くも老舗だな、と感じました。従業員の皆さんはいい人達ばかりで、温かく迎えてくれました。
東宝タクシーの現状

―若い経営者だと、色々と苦労もあると思いますが。

若さは感じていますし、負い目に感じることもあります。責任者出せ、と言われて、思わず出てしまった時に、信用されなかったこともあります(笑)。また、小さい会社ですが、従業員数は多いものですから、時には従業員のプライベートまで踏み込まざるを得ない時、人生経験の少なさを感じることもあります。 ただ、今は若さというのは時間という資産を沢山持っているんだ、と前向きに考えることにしています。きちんと時間を運用すれば、いつか自分の時代が来る、的な(笑)。「若い時はリスクをとってでも暴れまくるべし!」という励ましを頂くこともあるのですが、物事を変えていく時は、変えてはならない事柄も見極めなければならないので、時間を少しかけています。そうした堅実な点は、父親似かもしれません。「やっちゃえ東宝」でもないのです(笑)。

―これからの東宝タクシー会社の課題は何だと考えていますか?

単に利用者を輸送するだけではなく、プラスαのコミュニケーションを地元鶴見の皆さんにきちっと提供していき、収益を上げる事です。良いことをしても、儲からなければ、事業が続けられません。 あと、事故の防止活動は、最も注力している活動の一つです。なかなか成果があがらず、日々四苦八苦しています。安全・安心という最も大事な部分ですし、労働環境の向上と言う意味でも、大きな課題です。 東宝タクシーの現状

―これからの東宝タクシーをどのような会社にしていきたいと考えますか?

当社は、従業員の年齢や職歴、持っている価値観などが、とても幅広い職場です。そのまとめ方が大変難しいのですが、画一的で没個性的なまとめ方は、タクシー会社の長所を失わせる、と考えています。ちょうどオーケストラの中でも、ヴァイオリン、コントラバス、打楽器、ホルン等、様々な役割があるのと同じように、従業員どうしがお互いの役割を理解し、自分のやりたいことや能力を発揮できるような、そんな人を大切にする会社にしていきたいです。  まぁ、従来のタクシー業界は、余りにも従業員をほったらかしにし過ぎた感があり、その意味では規律を確立するのがまず先決ですが、、、(笑)ただ、会社のやるべきことをきちんと伝えていけば、自然と規律は生まれてくる筈なのです。

―業界や地域の活動を熱心にされているそうですね。

タクシー業界は、自分の会社だけ上手くいけば良い、という考え方はそぐわないのです。ですから、私にしか出来ない役割を常に考え、業界全体としてやれるだけのことをやろうと思っています。仕事時間の半分位は、業界や地域の仕事に当てていると思います。これも、現会長が、業界団体やロータリークラブで要人を務めていたことの影響はあるかもしれません。
東宝タクシーの現状

―休日は何をしていますか?

アマチュアオーケストラでホルンを吹いたり、息子と遊んだりしています。自分でランチも結構作っています。僕の汁なし担々麺は絶品ですよ。(笑)それをスポーツクラブで消化する。(笑)本当は、自転車で緑の多い田園を走ったりしたいのですが、なかなか好きなように時間は取れませんけどね。

―今就職や転職を考えている、このサイトを見ている方に一言どうぞ。

タクシーを利用される方の多くは、急いでいる人か、移動手段に困っている人です。ですから、イメージとしては、人をおんぶして、しかも転ばないようにダッシュする(笑)、というのが、この仕事の本質です。 どうしてもグローバルで変化や革新の目立つ仕事にスポットライトがあてられがちですが、ゆりかごから墓場まで、人の移動を支えるローカルな仕事にも注目をして欲しいと思います。世界経済がグローバルになればなるほど、逆説的ですが、ローカルな人の支えが重要になるのです。最近は、当社にも地域を支えているんだ、というプライドを持った従業員が少しずつ増えているような気がします。是非、一緒に地域のタクシーの役割を担っていきましょう。気軽に会社説明や面接にお越しください!